今のフィンランドの様子とわたしの暮らし(自宅待機生活3ヶ月目)

コロナウイルスの影響による自宅待機生活が始まってから、もう3ヶ月が経ちました。

3ヶ月目は政府の緊急事態宣言解除により「自宅待機生活」は終了し、わたし自身の生活も完全にとは言えないですが元の生活に戻ってきました。

フィンランド政府の対応

Yleホームページより引用

6月15日、フィンランド政府による会見が開かれ、「緊急法に基づく緊急事態は現在終了した」ことが宣言されました。

しかし同時に「これはウイルス流行の脅威がなくなったということではない。引き続き日常生活の中で自分自身や家族の感染リスクに気を付けて過ごさなくてはいけない」ということも強調されました。

先月のブログ記事で一部の制限が緩和されたと書きましたが、現在は更に緩和された事項もあり、主な内容はこのとおりです。

  • レストランの営業制限が緩和され、6月22日から午前9時~午前1時のアルコール提供を許可
  • ビュッフェテーブルの禁止が解除
  • 6月24日から徐々に映画館営業再開
  • 老人ホームへの訪問は引き続き制限
  • バルト諸国、ノルウェー、デンマーク、アイスランドへの旅行制限解除(帰国後2週間の隔離不要)
  • 8月1日から、リモートワークの推奨は終了

レストランや映画館などは座席の使用範囲などに制限があるものの、営業はほぼ通常に戻った印象です。

旅行制限も少しずつ解除されてきていて、フィンランド人のお友達は早速エストニアに小旅行に行ったと言っていました。

現在のフィンランドでのコロナウイルス患者数

政府の発表の中で 「流行の広がりはここ数週間で大幅に鈍化しており、入院患者数も一握りである」と言っていたので、実際にTHL(フィンランド国立保健福祉研究所)のホームページで患者数を確認してみました。

これは一日当たりの新しい患者数ですが、ここ数日は0人であることがわかりました。

政府が緊急事態宣言を撤廃し、規制を緩和したのも納得です。

レストランの様子

3月の緊急事態宣言によりレストランの営業が制限され、イートインができない期間が長く続いていました。

やっと6月1日からイートインが再開したことを受け、「SYÖ TAAS!(「再び食べる」という意味)」というキャンペーンで少しお値打ちなメニューを提供しているレストランも見掛けました。

6月中旬にビュッフェレストランを見掛けたときには、お店の人に食べたいお料理を伝え、お店の人が手袋をしてお皿に盛りつけるスタイルでした。

しかし6月末にはもう今までのように自由に自分でお料理を取ることができるようになっていました。

レストランでもカフェでも、座席はこの写真のように一部使えなくなっていて、ソーシャルディスタンスが保たれるようになっています。

店員さんも頻繁に除菌スプレーでテーブルなどをお掃除していて、忙しそうでした。

街の様子

わたしは3ヶ月の間全く公共交通機関を使っていなかったので、久しぶりにメトロに乗ったときはなんだか不思議な感覚でした。

基本的にフィンランドの人たちはパーソナルスペースが広いので、コロナウイルス流行前からメトロの席は他人は避けて座ることが多かったのですが、今は更にスペースを取るようにみんなが気を付けているように感じます。

ヘルシンキのメトロは4人掛けのボックス席になっているのですが、そこに誰かが座っていたらなるべく座らない、座るとしても斜め前に座るようにしています。

また、街や駅の色々なところに、医療従事者に対する感謝を伝えるポスターや、ソーシャルディスタンスをきちんと保ちましょう、手を洗いましょうというポスターが飾られていました。

ヘルシンキの中心部、エスプラナーディ周辺も、観光客はいないもののたくさんの地元の人たちで賑わっていました。

カフェのテラス席もほぼ満席のところが多かったです。

ハカニエミの青空マーケットも始まっていました。

毎年夏に楽しみにしている青空フリーマーケットは、今年は開催しないところが多くてさみしいのですが、少し開催するものもあるようなので行ってみようと計画しています。

よく晴れた日に、都心から少し離れたところにある湖へお友達と車で行ったのですが、すごくたくさん人がいて驚きました。

夏休みが始まったこともあり、政府による制限内容は守りつつも、みんなに日常が戻ってきているなという印象です。

フィンランドの夏は本当に短いので、みんなその短い夏を楽しむために忙しく、コロナウイルスのことなんて忘れてしまったのではないかと思う瞬間もあり、少し心配でもあります。

政府も第二派に警戒しており、手洗いを引き続き徹底するように呼びかけています。

わたしの暮らし

3月中旬に自宅待機生活が始まって以降、はじめてお友達に会ったのは6月中旬でした。

自宅待機中にオンラインでビデオ通話をしながらゲームをしていたお友達3人を家に招いてボードゲームをしたのですが、やっと会えたのでとてもうれしかったです。

その日を境にわたしも少しずつ外に出るようになり、メトロに乗って大使館に手続きをしに行ったり、お友達とお食事やお買い物を数回しました。

会いたくても会えない、行きたい場所に行けない状態が続いていたので、普通に外出できることがどんなにありがたいことだったのかを実感しています。

現在わたしの学校も夏休み中で、秋から始まるコースはおそらくオンラインではなく教室で行われる予定です。

8月1日からリモートワーク推奨が終了するとのことで、夫もオフィスに通うことになるかもしれません。

わたし自身にはほぼ普通の生活が戻ってきましたが、まだまだコロナウイルスが消滅したわけではないので、気を緩めることなく生活していきたいと思っています。

政府の緊急事態宣言解除により「自宅待機生活」は終了したので、この「今のフィンランドの様子とわたしの暮らし」シリーズは今回でひとまず終わりたいと思います。

きつね

今まで読んでくださっていた方、ありがとうございました。

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