ヘルシンキで行きたいレストランをたくさんGoogleマップにマークしているのですが、その中のひとつだった「Ravintola Tanner」。
9月末のお仕事がない週末、晴天でぽかぽかあたたかい小春日和だったので、夫と一緒にブランチを食べに訪れました。
ちなみに小春日和はフィンランド語でintiaanikesä(インティアーニケサ)といい、「インディアンの夏」という意味です。
英語由来のようですが、おもしろいですよね。
このRavintola Tannerは、マーケットホールやアジアンマーケットがあるハカニエミ駅から徒歩8分ほどのところにあります。
外観からおしゃれなレストラン
レンガ造りの古い建物とゴールドのロゴの組み合わせが、遠くから見てももう既におしゃれでわくわくします。
広々とした店内には、大きめに音楽が流れていて華やかな雰囲気です。
まずは目の前のレジで、週末限定のブランチを注文しました。
お会計を済ませると番号札とお皿・カトラリー・グラスを渡され、好きな席へ。
店内はデートをしているカップル、何かのお祝いをしているグループ、女子会をしている人たちなどで賑わっていました。
日曜日の13:00頃行きましたが、空いている席にも予約済みの札がたくさん置かれていて、大人気の様子です。
週末限定のブランチビュッフェ
週末のブランチは、あたたかいメインのお食事+ビュッフェで25ユーロです。
メインが運ばれてくるのを待っている間に、ビュッフェコーナーで好きなものをお皿に取りました。
ビュッフェ台がすごくおしゃれで、わたし以外にも写真を撮っている人がいました。
奥にはヨーグルトとそのトッピング、手前にはサラダやフムスが並んでいます。
ヴィーガンオプションも充実していました。
さらに手前にはフルーツ、チーズ、サラミ、お総菜などが並び、中にはなんと浅漬けの手作りキムチも。
他にはレジ周りのカウンターに、フルーツジュース、パン、コーヒー&紅茶、デザートもありました。
パンコーナーのサワードウブレッドがとてもおいしくて、ここで手作りしているのか気になりました。
おいしそうなものばかりで迷ってしまいましたが、少しずつ色々なものを取ってみました。
そして、席についたタイミングでメインが運ばれてきました。
サワードウブレッドの上にスモークサーモンとエッグベネディクトが乗っています。
このメインも、ビュッフェのお食事も全部とってもおいしかったです。
大食いな夫は何度もおかわりをして、満足そうでした。
写真を撮りそびれてしまいましたが、食後はしっかりコーヒーとデザートもいただきました。
なにより驚いたことは、DJ台でレコードを流しているのですが、その曲の8割ぐらいが日本の70年代シティポップだったこと。
セレクトのセンスがとてもよく、iPhoneで曲名を検索し、プレイリストに追加したほどです。
ヘルシンキのおしゃれなレストランで、知らなかった日本のシティポップを聞きながらおいしいお食事を楽しむのは、とても不思議な感覚のひとときでした。
フレンドリーな店員さんもみなさん楽しそうにお仕事をされていて、とても雰囲気のいい空間でした。
ヘルシンキは日曜休業のレストランが多いですが、ここは数少ない日曜営業なので重宝しそうです。
是非また行きたいです。
レストラン情報
- 店名
Ravintola Tanner - 電話
0442422084 - ホームページ
https://ravintolatanner.fi/ - 営業時間
月 – 火: 9:00 – 15:00
水 – 木: 9:00 – 23:00
金 : 9:00 – 02:00
土 : 10:00 – 02:00
日 : 10:00 – 16:00 - 住所
Hämeentie 11, Helsinki
祝日など、定休日・営業時間は行く前にホームページで必ずチェック!