ヘルシンキのシンボル、ヘルシンキ大聖堂。
ここに来るといつでも「ああ、わたしは今ヘルシンキにいるんだなぁ」と実感するし、この白とエメラルドグリーンの美しい姿はどんな色の空にも映えます。
観光スポットとして外せない場所ですが、実はこの地下に毎年6~8月のみ営業しているカフェがあるということをご存知ですか?
入り口はヘルシンキ大聖堂の裏側
ヘルシンキ大聖堂の裏側に、その入り口はあります。
探しながら歩いていると「本当にここにカフェがあるのかな?」と少し不安になりますが、大丈夫です。
この看板が目印です。
名前の「krypta」は、「(主に聖堂の)地下室」という意味のフィンランド語です。
この門をくぐって、中に入ります。
中はひんやりとしていて、透き通った静けさに包まれています。
こんなところにカフェが本当にあるのか、とまだ疑ってしまいます。
入り口の突き当りには、小さな礼拝堂が。
この地下室は元々、教会の暖房器具や薪などの保管場所として使われていましたが、100年以上の間空っぽで使われていませんでした。
しかし1972~1973年にかけて改装され、今のように使われるようになったそうです。
カフェや礼拝堂のほか、コンサートや展示会が開催されることもあるとのこと。
この看板の方向を見ると、ちゃんとカフェがありました。
右側にレジ、突き当りと左側に座席があります。
カフェのメニュー
11:00~15:00はランチタイムで、日替わりスープ・パン・水・コーヒーまたは紅茶のセットが8ユーロで提供されています。
わたしもそれを食べてみたかったのですが、今回は残念ながら間に合わなかったので、また挑戦したいです。
ガラスケースの中には、パイや軽食のサンドイッチがありました。
2ユーロととても良心的な価格のシナモンロールもありました。
ゆったりとした4人掛けの席がいくつかあって、パソコンでお仕事をしている方もいました。
この静かな場所でのお仕事、とても捗りそうです。
わたしはブルーベリーパイとコーヒーを注文。
ブルーベリーパイが3ユーロ、コーヒーが2.5ユーロと、教会の中なだけあって非常にリーズナブルです。
パイは「わあおいしい!」と感激する感じではありませんが(笑)、素朴でほっとする手作りのおいしさです。
少し街の喧騒から離れ、この厳かな雰囲気の中でゆっくり心を落ち着けることができました。
コーヒーを入れた紙コップがあまりにかわいくて捨てられず、お持ち帰りをしました。
帰り道に大聖堂を背景に撮ったこの写真は、とてもお気に入りです。
まだあまり知られていない穴場カフェに出会えて、とてもうれしくなりました。
観光で歩き疲れたときや、心と身体を静かなところで落ち着かせたいときなどにとっておきの場所です。
カフェ情報
- 店名
Cafe Krypta - 電話
09 23406120 - ホームページ
https://www.facebook.com/CafeKrypta/ - 営業時間
毎年6~8月のみ
月 – 金: 11:00 – 17:00
土・日: 定休日 - 住所
Kirkkokatu 18, Helsinki
祝日など、定休日・営業時間は行く前にホームページで必ずチェック!
そんなに美味しい‼︎ってほどのケーキじゃないっていう笑笑
ぜひとも、今度フィンランド に行ったら行ってみたいcafeです♡♡
そして私も紙コップを持って帰りたい♡(o^^o)
yumiさん
コメントいただき、ありがとうございます(^^)
正直な性格なもので…「とてもおいしいケーキのカフェです!」とは書けませんでした。笑。
「手作りの素朴なおいしさ」という表現がぴったりだったんですよ。笑。
でも是非是非、訪れていただきたいカフェです♪
普通のカフェとは一味違って楽しめると思います!
そしてなんといっても紙コップがかわいいので、ずっとあればいいなぁと思っています。