Hyvää joulua!メリークリスマス!
フィンランドでクリスマスに食べる見た目もかわいい伝統的なお菓子、クリスマスタルト。
フィンランド語では「Joulutorttu(ヨウルトルットゥ)」と言います。
わたしは、クリスマス時期以外にもこっそり作ってしまうほど、このお菓子が大好き。
最もポピュラーなのは風車形(わたしは勝手に手裏剣形と呼んでいる)ですが、実は他にもさまざまな形のバリエーションがあります。
最近登場した新しいデザイン「雪の結晶形」が人気だとフィンランド語の先生が教えてくれたので、今年のクリスマスの日に挑戦してみました。
材料
まずはスーパーマーケットで材料を調達。
基本的には、パイシートとジャムだけで作れてしまいます。なんてお手軽。
仕上げの粉砂糖もあると、見た目の美しさがワンランクアップします。
ジャムは違う味をもう一種類買いたかったのに、残念ながらどこのスーパーも品切れでした(23日に買いに行くのが悪い)。
いつも市販のもので作っていますが、パイ生地やジャムからの手作りにもいつか挑戦してみたいと思っています。
作り方
雪の結晶形のクリスマスタルトの作り方は、とっても簡単(きつねのアドバイス付き)。
まず解凍したパイシートを正方形に切り、真ん中にジャムを乗せます。
パイシートの四つ角、そしてひだの部分をつまんで、まるで小籠包のようにジャムを包みます。
きれいに仕上げるポイント②
隙間ができないように、しっかりつねってくっつける!
裏返して、やさしく手のひらで少し押して平らにしたら、
ナイフで8箇所に切り込みを入れます。
きれいに仕上げるポイント③
最初の十字は中心に向かって深め、次の十字は浅めに!
端っこをつまんで尖らせ形を整えたら、準備完了。
ちゃんと雪の結晶っぽくなりました。
食べ比べのために、定番の風車形も4つ作ってみました。
あとは225℃に余熱したオーブンで、10~15分焼きます。
きれいに仕上げるポイント④
艶出しの卵黄は塗らない方が、雪の結晶っぽくやさしい色味に仕上がります 。
出来上がりは…?
じゃーん!できました!
雪の結晶にもお花にも見える、とってもかわいらしい形です。
お気に入りのグロッギと一緒にいただきます。
定番のこちらも。
少し端に焦げ目がついてしまいましたが、ちゃんとパイ生地がふんわりふくらんで、今まででいちばん上手に焼けた気がします。
食べ比べた感想
定番の風車形は、パイ生地のサクサク感が存分に味わえておいしい。
雪の結晶形は、ひとくちひとくちにジャムがたっぷり入っていておいしい。
それぞれ違うよさがあります。
同じクリスマスタルトなのに、包み方ひとつでまるで違うお菓子のように楽しめるんですね。
来年も何種類か作ろうと思います。
ちなみに強いて言えばわたしは雪の結晶形派、夫は風車形派と意見が分かれました。
参考にしたYoutube動画
今回参考にさせて頂いたのは、このTasty Finlandさんの動画。
02:00~が雪の結晶形の作り方です。
他にもたくさんの新しいデザインが、全部で9種類も紹介されています。
みなさんも、是非作ってみてください!
きれいに仕上げるポイント①
パイシートはしっかり解凍すること!