フィンランドの暗くて長い冬を乗り越えるために欠かせない3つのアイテム

フィンランドの冬は、とにかく暗くて長いです。

よく家族やお友達に「寒いんでしょ?辛くない?」と言われますが、正直わたしは寒さよりも暗さの方が辛いです。

なぜなら、寒さは洋服を着たり、あたたかい室内にいればしのぐことができますが、暗さはどうにもならないからです。

移住する前から辛いと聞いてはいましたが、実際に経験してみるとそれがどんなに辛くて、心にダメージがあるかがよくわかりました。

元々日光を浴びて日焼けをするのが大好きなので、なおさら辛く感じます。

今回は、そんな暗くて長い冬を乗り越えるのに欠かせない、3つのアイテムをご紹介します。

ひとつめ「日光ライト」

フィンランド語では「kirkasvalolamppu(キルカスヴァロランップ)」というこちらのライト。

kirkasは明るい、valoは光、lamppuはランプという意味なので、直訳すると「明るい光ランプ」です。

日光が浴びられないなら、人工的な日光を浴びようじゃないかということで作られた、文字通りとても明るいランプです。

文庫本ぐらいのサイズのものから大きいものまで色々あるのですが、わたしはかなり大きくて強力なものを買いました。

わたしが買ったのは、Innoluxというフィンランドの照明メーカーの商品で、高さ64cmの大きさです。

学校やお仕事で朝起きてカーテンを開けても日光を浴びられないので目が覚めないのですが、このランプをつけるとシャキッと目が覚め(る気がし)ます。

しかし効果は個人差があるようで、フィンランド人でも使っている人もいれば必要ないといういう人もいます。

ちなみにですが、一般的なフィンランドの家庭の照明は、とても暗いです。

日本のように蛍光灯で明るくするのではなく、フロアランプなどで薄明るいので、日本人的な感覚からすると「目が悪くなるのではないか?」と思ってしまいます。

ふたつめ「ビタミンD錠剤」

ビタミンDは、骨を丈夫にするために必要な栄養素です。

これは食事からか、日光に当たることにより皮膚で合成されることで摂取できるそうです。

しかしフィンランドの冬は日光を浴びることがなかなかできないので、みんなこのようなビタミンD錠剤を飲みます

冬の間だけ飲むのがいいという人や、一年中飲み続けた方がいいという人がいますが、どちらが正しいのか正直よくわかりません。

我が家では、日照時間が短くなってくる秋ごろから飲み始めます。

でも飲み忘れてしまうことが多いので、夫婦で気づいた方が、自分が飲むときに相手の口にも放り込むシステムで運用しています(笑)。

飲んだから体調がよくなるなど、目に見えた効果はありませんが、続けています。

聞いた話によると、日光に当れないことによる気分の落ち込みや鬱を防ぐことにも役立つそうです。

3つめ「リフレクター」

こちら、おしゃれアイテムでもなんでもなく、命を守るためにみんな付けています。

というのも街から離れると夜道は本当に暗いので、これを付けていないと車にひかれてしまいます。

バッグに付けるだけでなく、腕に巻いたり、ジャケットにつけたり、リフレクター素材の毛糸が編み込まれたニットキャップや手袋を身に付けたりなど、本当に必需品です。

わたしが今バッグに付けているTOM OF FINLANDのリフレクターは、かっこいいし付けている人をなかなか見掛けないのでお気に入りです。

最初はバッグに付けているだけだったのですが、道歩く人のまねをしてこんな風にダウンコートの後ろにも付けています。

企業のノベルティグッズも多く、道や電車の中で他の人たちがどんなものを付けているのかを見るのもおもしろいです。

マリメッコホームページカンケンホームページより引用

マリメッコの人気リュック「BUDDY」や、カンケンバッグにはデフォルトでリフレクターが付いていますね。

特にBUDDYはわたしも愛用しているのですが、サイドにも付いていてちゃんと反射して光るのでありがたいです。

おまけ「キャンドル」

「欠かせない」アイテムではないので、おまけとして書きますが、わたしの冬をより心地よいものにしてくれるのは、キャンドルです。

先ほど書いたとおり、間接照明の薄暗いお部屋にキャンドルを灯すととても雰囲気がよく、揺れる炎の光を見るとなんだか心が落ち着きます。

実際にこちらでカウンセリングに通っているお友達も、先生に「キャンドルをお部屋に灯すと心が落ち着くので、積極的に飾りなさい」と言われたそうです。

わたしはダイニングでお食事のとき、リビングでテレビを見ながらくつろぐとき、必ず灯すようにしています。

写真の下の段に飾っているイッタラのkiviシリーズのキャンドルホルダーは、毎年結婚記念日が来るたびに買い足しています。

このキャンドルホルダーの中で揺れる光を見ると、「これからも仲良くやっていこう」という気持ちになれるので気に入っています。

きつね

以上、フィンランドの冬がいかに暗いか、どうやって乗り越えるかが少しでも伝わればうれしいです。

6件のコメント

きつねさん、こんにちは。
長い冬の間、健康で楽しく過ごす北欧の知恵なんですね。昨年、12月にサーリセルカで生まれて初めて、極夜を経験して、夜の長さにワクワクしましたが、長い期間になるとつらいですよね。日光って大事ですね。秋口の涼しい(肌寒い)時期でも、フィンランドの人達は半袖半ズボンで、カフェで日光浴してますもんね。
リフレクターは日本ではあまり見かけませんが、以前、ハカニエミで猫のリフレクターを購入し愛用しています。アクセサリーだけでなく命を守る為に付けなくてはいけないとは、日本でも義務化したほうがよいかも?!車を運転していると、黒の上下を着ている人は見えにくいですし。。
フィンランドの冬はまだ長いですが、穏やかな毎日でありましように祈ります。今年はありがとうございました。良いお年を。

kiitos tottyさん
こんにちは、コメントいただきありがとうございます(^^)
コーヒー消費量世界一、キャンドル消費量世界一、などと聞いてはいましたが、この冬を経験してみると色々と納得することもあります。
夏にここぞとばかりに日光を浴びるフィンランドのひとたち、わたしもそのうちのひとりになりつつあります。笑。
日本では当たり前だったことですが、冬に少しでも日光が出ると、ありがたいなぁ~しあわせだなぁ~と思うのです。
リフレクター、日本でも少し都会から離れたら役立ちそうですよね。
冬は暗めの服装も多くなるので、車から見えにくくあぶないと思います。
これから1・2月は寒さが一向厳しくなりますが、kiitos tottyさんも健康にお気をつけて、穏やかな日々をお過ごしくださいね。
去年はブログもたくさん読んでいただき、コメントもいただきありがとうございました。毎度とてもうれしいです。
今年も、どうぞよろしくお願い致します。

こんにちは☺️
10年程前にポーランドに住んでいたのですが、やはり冬はずっと薄暗く、家の中も間接照明ばかりだったので、ホントに辛かったです。たまにお日様が出てくれると、その暖かさに体も心も癒されたのを思い出します。太陽って偉大ですよね!!
ブログ楽しみに読ませて頂いてます。
インスタライブも、またやってくださいね!

りらさん
こんにちは!コメントいただき、ありがとうございます(^^)
ポーランドにお住まいだったのですね。
本当に太陽の力は偉大ですよね!
冬に太陽の光が少し出るだけで、なんとも言えない幸せな気持ちになります。
日本の冬の写真を見ると、冬の透き通った空と明るい日差しが本当に恋しくなります。
いつもブログお読みいただいているとのこと、本当にありがとうございます。
うれしすぎます!
またインスタライブも色々と考え中です。
これからもよろしくお願い致します♪

大変失礼ですが、私の(本名記入)前のコメント、公開されるようなら削除していただきたくお願いします。個人的な非公開のコメントと誤解しておりました。
最近の北欧の様子を知りたく、読ませていただきます。よろしくお願いします。
行ったばかりの時は、ワクワクしていたので、冬の暗さは全く気にならず、むしろ新鮮に感じておりました。
知り合い達は鬱、鳥目などに悩まされていると話していました。

のんちゃんさん
はじめまして!
コメント頂戴し、ありがとうございます。
ひとつ前の別記事へのコメントも拝見し、非公開のままにさせていただきますのでご安心ください。
北欧へご旅行されたりお友達がいらっしゃったりと、ご縁がおありなのですね。
わたしも住む前からフィンランドが好きだったのですが、訪れるのと住むのは違うな、と痛感しています。
最近の様子を今後もお伝えできるように、がんばって更新していきますね。
どうぞよろしくお願い致します。

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