フィンランド土産に大人気のムーミン紅茶。
いつも家族やお友達にお土産に買うばかりで、自分では飲んでみたことがありませんでした。
少し前になんとなくスーパーマーケットで手に取って買って飲んでみたところ、想像以上においしくてすっかりハマってしまったので、どこで買えるのか、それぞれどんな味なのか、などをご紹介します。
今は毎日家からオンラインで授業をうけているので、毎朝起きたらその日の気分でコーヒーか、この紅茶を選んで淹れています。
8種類の中から「今日はどれにしようかな」と選ぶのが、とてもわくわくする時間です。
ムーミン紅茶の製造元Nordqvist社とは
この紅茶をつくっているNordqvist社は1979年に設立されたフィンランドの企業で、40年間フィンランドで愛されている紅茶メーカーです。
なんと、フィンランドに「アロマティー」というコンセプトを初めて持ち込んだのがNordqvist社だそう。
質の高い茶葉に、ベリーや果物、花などといったさまざまなフレーバーを組み合わせることにより、製品に新たな付加価値を生み出してきました。
ホームページでは、緑茶の茶葉を日本列島の形にしてプロモーションしていて(関東あたりの地形が怪しいですがご愛敬ということで(笑))、なんだかうれしくなりますね。
どこで買えるの?
調べてみたところ、なんと日本でも販売されているようです。
フィンランド
スーパーマーケットの紅茶コーナーで買うことができます。
ムーミンショップにも売っていますが、スーパーマーケットだと半額ぐらいなのでおすすめです。
日本
ムーミンバレーパークや、カルディに売られているようです。
楽天市場でも見つけました。
ブラックティー・ルイボスティーの2種類展開
右の青い箱がブラックティー、左の赤い箱がルイボスティーです。
このふたつのシリーズ、合計8種類のフレーバーをそれぞれ飲んでみたわたしの感想をご紹介します。
フィンランドの商品としては珍しく日本語も書いてあって、日本人にはとてもうれしいですね。
ブラックティー
パッケージにはブラックティーと書かれていますが、濃い目の紅茶です。
「PÄIVÄN PARAS HETKI(一日で最高のひととき)」という名前に癒されます。
フレーバーは4種類で、各フレーバー5個ずつ入っています。
- TSEMPPIÄ!(ブルーベリーマフィンフレーバー)
- OLET IHANA(ワイルドストロベリーフレーバー)
- MUUMIMAMMAN VOIMAJUOMA(ルバーブ&ストロベリーフレーバー)
- KYLLÄ MINÄ TIEDÄN(レモンフレーバー)
TSEMPPIÄ!(ブルーベリーマフィンフレーバー)
「がんばれ!」という名前のフレーバーで、パッケージはちょっとこわがりながらスキーをしているムーミン。
パッケージを開けた瞬間からいい香りで、まさにブルーベリーマフィンのような、甘いおいしい香りと味で大好きです。
OLET IHANA(ワイルドストロベリーフレーバー)
「スイートハート」という名前のフレーバーで、パッケージは寄り添うムーミンとスノークのおじょうさん。
味はほんのり甘いストロベリーで、すごく飲みやすいしおいしいです。
MUUMIMAMMAN VOIMAJUOMA(ルバーブ&ストロベリーフレーバー)
「ムーミンママのマジックポーション」という名前のフレーバーで、パッケージはムーミンママがムーミンパパ・スノークのおじょうさん・ムーミンにドリンクを入れてあげていますね。
これが本当においしくて、お気に入りです。
ルバーブとストロベリーの組み合わせがなんともフィンランドらしくて、ほどよい甘さのかわいらしい香りでおいしいです。
KYLLÄ MINÄ TIEDÄN(レモンフレーバー)
「わかってるよ!」という名前のフレーバーで、パッケージはミイ。
フレーバーはそんなに強くなく、レモンがほんのり香ってさわやかです。
ルイボスティー
ルイボスティーはカフェインレスなので、妊娠中や授乳中の方にもOKなのがうれしいですね。
カフェインを摂ると眠れなくなってしまう方でも、時間を選ばず飲めるのでよさそうです。
「KAIKKI HAUSKA ON HYVÄÄ VATSALLE(楽しいことはみんなお腹にもいい)」という名前がかわいらしいですね。
こちらもフレーバーは4種類で、各フレーバーが5個ずつ入っています。
- MULLE MYÖS(スロトベリーシェイクフレーバー)
- SAATPA NÄHDÄ(チョコレートフレーバー)
- KIRPEÄ KEPPONEN(レモンチーズケーキフレーバー)
- VALMIS LÄHTÖÖN(バナナとバニラフレーバー)
MULLE MYÖS(スロトベリーシェイクフレーバー)
「わたしにも」という名前のフレーバーで、パッケージは駆け出すムーミン。
ストロベリーシェイクというよりも、甘すぎないいちごの風味でクセがないので飲みやすかったです。
SAATPA NÄHDÄ(チョコレートフレーバー)
「お楽しみに」という名前のフレーバーで、パッケージはスティンキー。
香りはチョコレート、お味はちょっとチョコミントっぽい新感覚な紅茶でした。
KIRPEÄ KEPPONEN(レモンチーズケーキフレーバー)
「酸っぱいトリック」という名前のフレーバーで、パッケージはメガネを持ったミイ。
あまりチーズケーキ感はなく、甘酸っぱいフレーバーでクセが少なくておいしかったです。
VALMIS LÄHTÖÖN(バナナとバニラフレーバー)
「準備万端」という名前のフレーバーで、パッケージはスニフ。
甘いバナナパウンドのような香りで、とてもおいしかったです。
8種類どれもすべておいしいのですが、わたしが特にお気に入りなのは
- TSEMPPIÄ!(ブルーベリーマフィンフレーバー)
- MUUMIMAMMAN VOIMAJUOMA(ルバーブ&ストロベリーフレーバー)
- MULLE MYÖS(スロトベリーシェイクフレーバー)
- VALMIS LÄHTÖÖN(バナナとバニラフレーバー)
の4種類です。
フレーバーティーは色々な会社が出していますが、あまり他にはないフレーバーがおいしくておすすめです。
フィンランドはもちろん、日本でも手に入りやすいので、みなさんも是非お試しください!
(2024年4月追記)
現在はパッケージデザインがリニューアルされているようです。