【閉店】本当は秘密にしておきたい!夏のヘルシンキでいちばん好きなカフェ「Kahvila Siili」

きつね

(2022年12月追記)

特にアナウンスがないまま、どうやら閉店してしまったようです。

本当に心の底から悲しいです。

ずっと秘密にしておきたいぐらい好きなカフェがあるので、今回ご紹介します。

そのカフェの名前はKahvila Siili(カハヴィラ・シーリ)。

フィンランド語で「カフェ・ハリネズミ」という意味の、かわいい名前が本当によく似合うカフェです。

このカフェは、毎年夏の間(6月~8月)のみ営業をしています。

今年2020年は6月6日〜8月23日までです。

ヘルシンキの中心地からは少し離れたところにあって、Kamppiからバスで20分。

周りには特に何もない、かわいらしい一軒家が立ち並ぶ緑豊かな住宅地なのですが、お天気のいい日はお客さんが自転車や車でもたくさん集まる、知る人ぞ知る人気カフェです。

カフェの店内

カフェに入る前から、親しいお友達の家に訪れたような心地のいい空気感が漂っています。

門を抜け、かわいいハリネズミの木の看板が飾られた建物に向かいます。

小さな白いドアをくぐって数段階段を下りると、淡い色使いのとってもかわいらしい世界観の店内。

とてもフレンドリーな店員さんに、まずはレジで注文します。

レジの横の窓辺には、パンやスイーツが。

どれもおいしそうで目移りしてしまいましたが、店員さんはニコニコと待っていてくださいました。

壁には、とてもかわいい手描きでドリンクメニューが書かれています。

抹茶ラテやお酒もありますね。

店内にも4つほど、小さな座席があります。

壁にはわたしの好きなヘルシンキを拠点にしているデザイナー・デュオ、COMPANYの作品が飾られていてたまりません。

お天気のいい日は中庭で

なんといってもこのカフェのすてきなところは、緑がいっぱいの中庭で、あたたかい日差しを浴びながらおいしいコーヒーやパンをいただけることです。

中庭の座席は7つほどでしょうか、大きい4人掛けのテーブルもあります。

小鳥がパン屑を狙ってこちらをじーっと見ているのも、微笑ましい光景でした。

中庭のお花もきちんと手入れがされていて、とてもきれいです。

この奥のお庭の芝生では、朝ヨガのクラスが開かれることもあるようです。

その日はあまり甘いものがほしい気分ではなかったので、クロワッサンとコーヒーを注文。

クロワッサンは、バターたっぷりで濃厚なおいしさ。

わたしは太陽の日差しを浴びるのが大好きなので、日の当たる席でコーヒーを飲みながら、のんびりと小鳥のさえずりや近くの席の人の会話を盗み聞きしてフィンランド語のリスニングの練習をしたり(笑)して過ごしました。

うっかり本を持って行くのを忘れてしまったのですが、読書をしてもっとのんびり長居したかったです。

居心地がよすぎて、気付いたら何もせず1時間以上居座っていました。

店員さんに、お店の撮影許可を頂きがてら色々とつたないフィンランド語でお話したのですが、すごく熱心に話を聞いてくださりうれしかったです。

夏の間にしか営業していませんが、お天気の日には絶対に訪れたい大切なカフェです。

ブランチメニューもとてもおいしそうなので、早起きして夏の間に行きたいと思っています。

カフェ情報

  • 店名
    Kahvila Siili
  • 電話
    044 949 5084
  • ホームページ
    https://kahvilasiili.com/suomi
  • 営業時間
    毎年6~8月のみ
    月 – 金:  9:00 – 18:00
    土  : 10:00 – 18:00
    日  : 10:00 – 16:00
  • 住所
    Ilmattarentie 8 C, Helsinki
きつね

祝日など、定休日・営業時間は行く前にホームページで必ずチェック!

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