フィンランドのスーパーで買えるお気に入りのミートフリーケバブ

先日、とってもおいしい代替肉製品(お肉を一切使っていない、なんちゃってお肉製品)を見つけてツイッターに写真を載せたところ、「おいしそう!」「食べてみたい!」「どこで買えるの?」など、思ったよりたくさん反響を頂いてうれしいので、詳しくご紹介します。

https://twitter.com/lalafinland/status/1224045582215471105

最近、環境のためにお肉の摂取量を減らそうと心掛けている我が家

スウェーデン人環境保護活動家グレタ・トゥンベリさんの活躍が脚光を浴びたり、工業型畜産によるアマゾン森林火災が問題になったりと、わたしも最近自分が環境のためにできることは何か、真剣に考えることが増えました。

勉強していく中で、地球温暖化の最大要因のひとつが畜産であること、お肉がいかに効率が悪く膨大な資源を要するか、工業型畜産によりいかに動物たちが酷い扱いを受け苦しんでいるかを知り、夫と「環境のために、お肉の摂取量を減らそう」と最近決めました。

そして週2回以上「ミートフリーディナー」をお家で設けています。

といっても思ったよりおいしいミートフリーレシピがたくさんあって、新しいレシピに挑戦することが楽しくて、実際は週半分ぐらいはミートフリーディナーになっています。

フィンランドでは、肉食が環境に与える影響を考慮してヴィーガンやベジタリアンになる人も多く、わたしの友人にもたくさんいます。

そしてフィンランドはヴィーガン対応製品のバリエーションがとても多いです。

今回ご紹介するのは、そのうちのひとつです。

きつねとうさぎがかわいいパッケージ

大きいスーパーマーケット(わたしが買ったのはK-CITYMARKET)のヴィーガン食品売り場にあります。

きつね好きにはたまらない、とにかくかわいいパッケージが目をひきます。

主な成分は小麦グルテン・ひよこ豆で、トマト・黒コショウ・燻製パプリカ・ニンニクパウダーなどで味付けがされています。

製造元はVegemというフィンランドの会社で、2017年にタンペレで設立された小さなヴィーガンフード会社。

全てピルッカラにある自社工場でハンドメイドで作られているそうです。

箱の側面と裏まで、とってもかわいいイラストがプリントされています。

きつねとうさぎが糸電話をしていて、「この箱は洗ってカートンとして、カバーはプラスチックとして捨てられるよ」と言っています。

実際分別に迷ったのでこの情報はありがたいし、環境への考慮も素晴らしいと思います。

中身と調理方法は?

開いてみると、中身はこんな感じ。

茶色くて薄い…なんだろうこれは?という見た目です。

初めて試したときはべちゃっとした見た目に不安を覚えましたが、大丈夫です。

早速焼いてみましょう。

油はひかず、直接フライパンに移して加熱します。

もう味はついていいるので、なにも加えなくてOK

少し焦げ目がつくまで焼くと、とってもおいしくておすすめです。

すっかりケバブっぽくなりました。

気になるお味は?

ケバブレストラン風にハラペーニョも添えて、お皿に盛りつけてみました。

夫はトマトが嫌だと子どものようなことを言うので、ニンジンを添えましました。

見た目は、どう見ても完全にケバブです。

味付けも食感もとってもおいしくて、わたしはむしろお肉のケバブよりおいしく感じました

わたしは辛党なのでスリラチャソースを少しかけるのが好きですが、何もつけなくてもしっかり味付けがされています。

とにかく気に入ってしまって既にリピートしているのですが、もっと頻繁に食べてVegem社を応援したいと思っています。

スーパーでソーセージのような商品も見つけたので、こちらも試してみたいと思います。

きつね

ケバブは本当においしいので、是非みなさんにお試しいただきたいです!

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