少し遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
去年のブログ記事にも書きましたが、フィンランドの年末年始はまだクリスマスの名残があり、日本のようなおめでたい雰囲気はありません。
でもわたしは日本のお正月の雰囲気が大好きなので、今年もおせち作りに挑戦しました。
今年はこんな感じになりました(去年のブログ記事はこちら)。
やはりお正月っぽい豆皿などがほしいものですが、持ち合わせでどうにかがんばってみました。
来年の自分のためへのメモも兼ねて、参考にしたレシピなどをまとめたいと思います。
フィンランド在住の方だけでなく、日本はもちろん、海外に住む日本人の方々の参考に少しでもなればうれしいです。
参考にしたレシピ
30日から準備を始めて、31日は一日中キッチンに立っていました。
材料は基本的に近所の普通のスーパーマーケットで調達しましたが、冷凍レンコンと大根だけはアジアンマーケットで買いました。
筑前煮
筑前煮は、このレシピを参考に。
レシピに書かれているこんにゃく・里芋・ごぼうなどは手に入らなかったので、代わりに大根を入れましたが、とってもおいしくできました。
インゲンマメは色が黒っぽくならないように、当日に茹でて添えました。
塩いくら
塩いくらは、このレシピを参考に。
いくらはスーパーマーケットの新鮮なお魚が買えるカウンターで量り売りで購入しました。
こちらのいくらの粒は日本のものより小さいからか、このレシピの塩の量で作ったら少ししょっぱ過ぎたので、来年は調整したいと思います。
紅白なます
紅白なますは、このレシピを参考に。
ちょっとにんじんが多すぎた気もしますが、おいしかったのでよしです(笑)。
伊達巻
伊達巻は、このレシピを参考に。
こちらでははんぺんが手に入らず、白身魚も手に入らなかったのでエビをすり身にして作ってみましたが、これがとってもおいしくて最高でした。
よく考えたら白身魚の冷凍が普通のスーパーでも手に入るので、それでもできるなと思います。
二十日大根の飾り切り
二十日大根の飾り切りは、こちらを参考に。
去年は面倒でひとり1個しか作りませんでしたが、今年はもうコツを掴んだので2個ずつ作れました。
えびのうま煮
えびのうま煮は、このレシピを参考に。
去年も同じレシピを参考にした気がしますが、30日に作った方が味がよく染みて、当日おいしくいただけると思います。
酢れんこん
酢れんこんは、このレシピを参考に。
冷凍レンコンでも問題なくおいしくできるので、去年も今年も冷凍のもので作りました。
黒豆の煮豆
黒豆の煮豆は、こちらを参考に。
乾燥黒豆から作ろうと思っていたのですが、うっかりアジアンマーケットで買うのを忘れてしまったので、普通のスーパーマーケットに売っているブラックビーンズ(mustapavut(ムスタパヴットゥ))の水煮パックで作りました。
パックの中身をそのままポットに入れて、コトコト煮詰めて作りましたが、とてもおいしくできて大満足です。
このような既に塩が入っているパックを使用する場合、最後に加える塩の量は要調整です。
食後には、日本からお友達がサプライズで送ってくれたおもちを使って、おしるこもいただきました。
乾燥小豆から作るのはなかなか大変でしたが、とってもおいしかったです。
日本では、おばあちゃんがおせちを作るのをお手伝いしたことはありますが、自分で全て作ることはしたことがなかったので、その大変さを身をもって感じましたが、その分おいしさも倍増しました。
おせちのいいところは、美しい彩りを目で楽しみ、おいしい味を舌で楽しみ、ひとつひとつに込められた意味を感じながら、家族の一年の健康や幸せを願って心でも楽しむことができるところだと、海外に住んでしみじみ感じます。
2021年がみなさんにとって、去年よりももっともっといい一年になりますように!
きつねさん こんにちは。
あけましておめでとうございます。
海外だとクリスマスが年間最大の行事だとおもいますが、日本はやっぱりお正月ですね。
フィンランドで生活されていても、お節料理を作り日本の文化を小さく守って下さっているブログを拝見して、日本人としてとてもうれしくおもいます。意外と食材はフィンランドでも揃うんですね。写真のプレートは色鮮やかて、とても美味しそうです。
私は、年末年始はステイホームで過ごしましたが、フィンランドの年末年始はどうでしたか?日本政府の対応が遅く、8日に非常事態宣言が発出されましたが、Sanna Marinは対応が早かったからいつもの年末年始に近い状況だったのかな。。今年は心穏やかな1年になりますように。
kiitos tottyさん
あけましておめでとうございます!
そしてうれしいコメントをいただき、ありがとうございます。
海外に出ると、今まで当たり前だった日本の行事や文化がより愛おしく感じるようになりました。
意外と工夫次第で食材も揃うので、ありがたいです。
フィンランドの年末年始は10人を超える集会が禁止だったので、今年はクリスマスの家族での集まりを控える人が多くいました。
家族の年配者を気遣い、帰省しない人もたくさんいたようです。
日本政府の対応は、外から見ていてもなんだか不安になってしまいますね。
今年は心穏やかな、去年よりもよりよい一年になりますように…心から祈っています。