一人旅にもおすすめ!ヘルシンキのカジュアルレストラン7軒(アジア編)

最近海外から観光でヘルシンキにいらっしゃる方はもちろん、フィンランドのヘルシンキ以外の街にお住まいの方からもよく聞かれる、おすすめレストラン。

中でも「中心地でサクッとランチができる、おいしいアジア系のお店はどこ?」と聞かれることがいちばん多いことに気づきました。

フィンランドに旅行で来て毎日洋食を食べていたり、カフェでの軽食ばかりで済ませていると、食べ慣れたアジアの食事が恋しくなることもありますよね。

そこで今回は、

  • ヘルシンキ中央駅カンッピ駅から徒歩圏内
  • サクッとランチを済ませるのにぴったり
  • 物価の高いヘルシンキでも比較的リーズナブルな価格帯
  • ひとりごはんでもOKな雰囲気
  • アジア系のお食事
  • とにかくおいしい

レストラン7軒をご紹介します。

どこもフィンランドの人が普段行くようなお店ばかりなので、地元の人で賑わうローカルな雰囲気を味わうこともできます。

夜も営業しているので、ディナーを手軽に済ませたいときにもぴったりです。

日本料理

MUJI Ravintola

地下鉄カンッピ駅直結のショッピングモール内4階にある、MUJI(無印良品)。

ここのレストランでは、一汁三菜のランチセットをいただくことができます。

Dietaより引用

わたしが特に好きなのは、柚子ソースがおいしくてボリュームたっぷりのからあげ定食です。

照り焼きサーモン定食や、ラーメンもあります。

他にも抹茶や味噌チョコレート味のケーキもあるので、お茶をするのにもおすすめです。

夜はメニューが変わるのでご注意ください(ディナーメニューはこちらから)。

レストラン情報
  • 名前
    MUJI Ravintola
  • 電話
    +358503776227
  • ホームページ
    https://mujiravintola.fi/lunch/
  • 営業時間
    月 – 水: 11:00 – 19:00
    木 – 土: 11:00 – 22:00
    日  : 定休日
  • 住所
    Kauppakeskus, Urho Kekkosen katu 1 4.krs, Helsinki
きつね

ヘルシンキでも日本料理は大人気でたくさんの日本食レストランがありますが、残念ながらその多くが名ばかりの日本食です…。

中華料理

Big Bowl Noodle Restaurant

地下鉄カンッピ駅から徒歩約5分

地元の方にも大人気の中華レストランです。

Noodles with shredded chicken in peanut sauce(Big Bowl Woltページより引用)

中華ヌードルが何種類かあり、麺の太さや形を選ぶことができます。

オーダーを受けてから作るこのモチモチの手打ち麺が、ヘルシンキという土地でアジアの食事が恋しくなったときに沁みます。

わたしのお気に入りは、棒棒鶏のようなNoodles with shredded chicken in peanut sauceです。

ランチには副菜が2種類ついてきて、セルフサービスで好きなだけ取ることができます。

フレンドリーで活気のある店員さんとの会話も楽しいお店です。

レストラン情報
  • 名前
    Big Bowl Noodle Restaurant
  • 電話
    +358440850525
  • ホームページ
    https://www.facebook.com/bigbowlfi/
  • 営業時間
    月  : 定休日
    火 – 金: 11:00 – 21:00
    土・日: 12:00 – 21:00
  • 住所
    Malminrinne 2-4, Helsinki

タイ料理

Raan Khao Gaeng Thai Street Food

こちらも、地下鉄カンッピ駅直結のショッピングモールの中1階にあります。

タイ出身の方に紹介してもらった、ヘルシンキのおいしいタイ料理レストランのうちのひとつです。

ランチ時にはとても混み合い、席がないこともよくあるほど大人気。

ライトのせいで赤っぽい色に写ってしまいましたが、わたしのお気に入りはこのハイナンチキンライスと、クリスピーポークベリーです。

サクッとアジアの屋台の雰囲気を味わえる、ヘルシンキで数少ないお店のひとつなのでお気に入りです。

レストラン情報
  • 名前
    Raan Khao Gaeng Thai Street Food
  • 電話
    +358452719679
  • ホームページ
    https://www.raankhaogaeng.fi/
  • 営業時間
    月 – 土: 11:00 – 20:00
    日  : 12:00 – 18:00
  • 住所
    Urho Kekkosen katu 1, Helsinki

韓国料理

Ravintola Manna

地下鉄カンッピ駅から徒歩約15分

ここは以前ブログでも紹介しました。

ヘルシンキには韓国料理レストランがあまりありませんが、その少ない中でもここがいちばん本場のおいしさに近いと思います。

韓国人のお友達も、ここが一番おすすめだと言っていました。

わたしは、石焼ビビンパが特に好きです。

自家製キムチの販売もしています。

レストラン情報
  • 名前
    Ravintola Manna
  • 電話
    +358503445562
  • ホームページ
    https://www.facebook.com/ravintolamanna
  • 営業時間
    月 – 金: 11:00 – 14:30
         16:30 – 22:00
    土  : 12:00 – 22:00
    日  : 定休日
  • 住所
    Merimiehenkatu 18, Helsinki

ベトナム料理

Pho Viet

地下鉄カンッピ駅から徒歩約7分(Eerikinkatu店)。

最近2店舗目がオープンし、そちらはヘルシンキ中央駅から徒歩5分(Mikonkatu店)です。

ベトナム人のお友達も「あそこは本場の味だ」と太鼓判を押すレストラン。

毎日遅くまで営業していて、定休日のレストランが多い日曜にも営業しているので助かります。

フォーの他にもたくさんの種類があるのですが、いつも迷った末にフォーを頼んでしまいます。

特に寒い冬に、あったかくて優しいお出汁の熱々スープと麺が食べたくなったときは、ここに駆け込みます。

Bun nam boと春巻き

いつもPho boを注文していたのですが、ベトナム人のお友達に「絶対にPho nam boを試して!後悔させないから!」と言われて頼んだら格違いのおいしさで、それ以来これと春巻きがお決まりのメニューです。

カウンターにある唐辛子を自分でハサミでチョキチョキ切って、それとライムを加えたり、テーブルにある調味料で味変して楽しむのが楽しいです。

パクチーが苦手な方は、あらかじめ注文時に注文時にパクチー抜きでとお願いすることをお忘れなく。

結構ボリューミーなので、少食の方は麺少なめでお願いするのがいいかもしれませんね。

レストラン情報
  • 名前
    Pho Viet
  • 電話
    Eerikinkatu店: +358413171616
    Mikonkatu店: +358442442489
  • ホームページ
    https://phoviethelsinki.taplink.ws
  • 営業時間
    Eerikinkatu店
    月 – 金: 10:30 – 22:30
    日  : 12:00 – 21:30
    Mikonkatu店
    月 – 金: 10:30 – 22:30
    日  : 12:00 – 22:00
  • 住所
    Eerikinkatu店: Eerikinkatu 1, Helsinki

 Mikonkatu店: Mikonkatu 8, Helsinki

Pho Nokis

こちらも、地下鉄カンッピ駅直結のショッピングモールの中という好立地。

Pho Vietよりもメニューのバリエーションに富んでいて、バインミーもあります。

Bun Thang

わたしがここで食べておいしかったのが、Bun ThangBun Cha Ha Noi

バブルティー(タピオカ)もあるので、食後に注文するのもおすすめです。

スタッフの方がみなさん優しくて、行くたびに心もぽかぽかになります。

こちらも、パクチーが苦手な方は、あらかじめ注文時に注文時にパクチー抜きでとお願いすることをお忘れなく。

レストラン情報
  • 名前
    Pho Nokis
  • 電話
    +358503826688
  • ホームページ
    https://www.phonokis.fi/
  • 営業時間
    月 – 金: 10:00 – 21:00
    土・日: 11:00 – 21:00
  • 住所
    Urho Kekkosen katu 1, Helsinki
きつね

ヘルシンキには、とてもたくさんのベトナム料理レストランがあります。それはベトナム戦争の頃にフィンランドに移住したベトナム人の方が多くいるからだそうです。

番外編:フィンランド独自の文化?!寿司ビュッフェ

Haru Plus Sushi

フィンランドでは、お寿司が大人気。

ヘルシンキにはお寿司屋さんがたくさんあるのですが、その多くがなんとビュッフェ方式

そしてオーナーさんの多くが中国出身の方なので、中華料理のビュッフェと一緒に並んでいることが多いです。

日本のお寿司の概念とは少し違うものも多く、中にはキウイ寿司やイチゴ軍艦など、日本では見ないないような変わり種もあります。

そんな中でもサーモンは新鮮でおいしく、フィンランドの方にも大人気。

Haru Plus Sushi FBより引用

なんだかクセになる、このお寿司と中華料理のコンビネーション。

お寿司がフィンランドでどんなふうに食べられているのか、実際に経験して感じてみるのもおすすめです。

このお店はヘルシンキ中央駅からも地下鉄カンッピ駅からも、徒歩約15分

ヘルシンキに数多くある寿司ビュッフェレストランの中で、ここがいちばんお寿司も中華料理もおいしくておすすめです。

レストラン情報
  • 名前
    Haru Plus Sushi
  • 電話
    +358407447435
  • ホームページ
    https://haruplus.com/haru-plus/index.html
  • 営業時間
    月 – 金: 11:00 – 21:00
    土・日: 12:00 – 21:00
  • 住所
    Fredrikinkatu 30, Helsinki

以上、7軒のアジア系レストランをご紹介してみましたが、いかがでしたか?

ヘルシンキ滞在中になにかと困る、食事事情。

このブログ記事が少しでもお力になれれば、わたしもうれしいです。

きつね

祝日など、定休日・営業時間は行く前にホームページで必ずチェック!

2件のコメント

貴重な情報ありがとうございます
こうやって見ると無印がいかに世界へ日本文化を正しく伝えているかが分かりますネ✨

昨日読んだX(エックス)で、パリで繁盛している日本食レストランはほぼ中国人経営で、その経営者曰く「日本はただ生の魚を切るだけで、バリエーションの工夫が無く、値段も高い。我々は様々な驚くような演出や工夫をして日本人がやっている店のすぐ近くに店を出して人気店になるんだ。そうすると日本人経営者は店を畳んでいなくなってしまう。楽勝だ!ヨーロッパの人は、我々の方が本物の日本食だと思っている!」と笑っていました。

合理的な中国人(私も6年中国に住んでいました)の考える金儲け作戦は、ヨーロッパでも成功をおさめています。

まあ確かに言いたいことは理解できるのです。
日本の中華料理が「中国料理」では無いことを考えると、現地順応化は大切なこと。

それでも、釈然としないのはオリジナルに対するリスペクトの欠如です。

何でも簡単に模倣(パクリ)でのし上がってきた中国製品に世界が席巻されたように、料理という文化にも同じことが起きています。

私は料理のあり方を否定する訳ではなく、そういう料理を通じて、世界の人々が日本に来てありのままの日本の料理を楽しんでくれれば良いなと思っています。

そういう意味でも違うジャンルから入っていった「MUJI」の功績は大きいのですね

重ねて各国の料理を出すお店紹介ありがとうございました

※今日私は連日40℃近いフィリピンのセブに滞在しています。
昨夜はタイ料理のPho Boを食べました。
東京で食べたフォーの方が美味しかったけれど、限りなくベトナムの味を再現していて、値段意外(高かったw)は満足できました〜

gakuyaさん

こんにちは。コメントいただき、ありがとうございます(^^)
わたしが長年心の中に抱えていたモヤモヤとした怒りにも近い感情をgakuyaさんに言語化していただき、うれしく感じています…。

主語が大きくなってしまっていると充分自負しつつ、フィンランドに住んでから感じているのは、日本人は本当に商売下手(特に海外で。いい意味で謙虚すぎ?)だな、ということです。
これは他のアジア諸国の方のスピード感や実行力を見て、また自分自身にそれが欠如していることを鑑みても強く感じています。
わたしも香港に住んでいたことがあり、中華系や韓国系の友人は多いですが、彼らのスピード感や決断力は目を見張るものがありますよね。
特にフィンランドには保守的な方が多く、全く目新しいもの、特に食べ物は嫌がられる傾向にあります。
なので、日本人がauthenticな日本食を、食材にこだわり、高価に提供するよりも、少し魔改造してある程度適当に、キャッチーかつ安価で提供する方がウケるのも納得なのです。
でもそれを「authentic」として売り出しているのを見て、わたしもリスペクトの欠如に嫌な気持ちになっていました。
タピオカ屋さんが「Japanese taste」という看板を出していたり、うどんを使ったお料理を「ラーメン」として提供していたり…次から次へと、正直もううんざりです。

とはいえ、それだけ「日本」の持つブランド力が強く、お客さんを惹きつける力があり、その恩恵を受けたいそこにビジネスチャンスを見出す方が多いことは誇らしく、ありがたいことですよね。
それをわたしたちがどう有効活用していくか、authenticな日本を伝えていくのか、ということは大きな課題だと思っています。
ちょうど今話題になっているドラマ「将軍」にも、そんなことを感じていたところです。
gakuyaさんのおっしゃるとおり、円安も後押しし(わたしたちにはありがたくありませんが(笑))、世界からより多くの方が日本を訪れ、本当の日本食や文化を楽しんでくれたらいいなとわたしも思っています。

セブいいですね〜一度ダイビングするために一人で小さな村を訪れ、「こんなところに一人できた日本人女性は初めてだ」と言われたことがあります(笑)
フィリピンでも、ベトナム料理は高いのですね!こちらのPho boも18ユーロほどしました。
40度以上の気温で食べるフォー、格別でしょうね!
お身体に気をつけて、お過ごしくださいね〜

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